臨床工学技師の仕事とやりがい

医療事故を起こさないシステム

腎臓病の治療について

腎臓を患っている方へ

臨床工学技士の資格は、1988年に誕生し既に20年以上の歴史があります。私が臨床工学技士になった頃は、まだ歴史も10年足らずと浅く、「まだまだこれからの資格」と言われ続けてきました。

しかし、それから10年以上が経った今でも、「医師?」「薬剤師?」「放射線技師と関係のあるお仕事?」といった誤った認識を抱いている方がほとんどです。今だ「臨床工学技士」の認知度は上がっていません。

そこで、「もっと多くの方に臨床工学技士の仕事を知ってもらいたい」という願いを込めて、以下3点を目的に当サイトを制作させていただきました。

1.腎臓を患っている人の気持ち、私の闘病体験を伝える

臨床工学技士として働いている方の約7割が人工透析施設で働いています。したがって、「腎臓を患っている方はどんな思いで生活しているのか?」「どんな闘病体験をしているのか?」を知っていただくことで、それに携わる臨床工学技士という仕事に興味や関心を抱いていただくきっかけになると思っています。

実は私は腎臓を患っており、その闘病生活は約20年になります。この経験が、「臨床工学技士になろう」と決めたきっかけになっています。私が腎臓病と闘ってきた体験記を読んでいただくことで、「腎臓病にはこんな生活制限があるんだ、こんな思いを抱くんだ」といった現場を知っていただき、何かを感じていただければと思います。

2.人工透析を受けられている方に臨床工学技士の道を伝える

当サイトを訪問していただいた方の中には、私と同じく腎臓病と闘っている方がいらっしゃるかもしれません。そして昔の私のように、「どうせ病気だからなにもできやしない。やりたい事もない。希望も持てない」と思っているかもしれません。でも、腎臓病だからこそできる事が臨床工学技士にはあります。

もしあなたが、腎臓病を患っていて将来なりたい職業が決まってないとしたら、私は「臨床工学技士」という進路をご提案したいと思います。いまだ、持病持ちは色メガネで見られる傾向が多いようです。しかし臨床工学技士には、腎臓病だからこそできることが数多くあります。ご自身の闘病体験がプラスに働く臨床工学技士の道を紹介していきたいと思います。

3.臨床工学技士の仕事のやりがい、素晴らしさを伝える

「臨床工学技士が携わる医療行為」「臨床工学技士が管理する医療機器」を写真に説明を交えながら紹介していきます。臨床工学技士は医療機器のスペシャリストです。したがって、特に機械に興味のある方には読んでいただきたいと思っています。

臨床工学技士の仕事は人工透析業務だけでなく、血圧計・体温計・人工呼吸器など医療機器全ての管理を行う場合もあります。今の私の職場もそうです。色々な医療機器を適切に保守・管理・操作し治療を行った結果、担当した患者様が元気になって退院していく。その姿を見ると、「この職業を選んでよかった」と心から思えます。臨床工学技士の仕事とやりがい、なによりその素晴らしさを伝えていきたいと思います。


以上3点の目的を、難しい医学用語を極力避け、理解し易い言葉を選びまとめました。当サイトを読んでくださった学生さんや今後の進路・人生を決めかねていた方が、「臨床工学技士」という仕事に興味・関心を持っていただき、いつの日か実際に臨床工学技士になってくれた方が 1人でもいてくれたら、これほど嬉しい事はありません。